トレンド転換 タイミングの判断するための転換サインを使った分析方法
上昇トレンドからレンジ相場へ、もしくはレンジ相場から上昇トレンドへ転換と言った具合に相場は常に動いています。
そういった変化の予兆を見つけ、売買のタイミングを掴むには転換サインを知っておく必要があります。
もちろん100%このパターンになるということはあり得ませんが知っているだけで冷静に相場環境を認識でき勝率アップを目指せますよ!
ダブルトップ
安値を2回付けた後、上昇の勢いが増しネックラインを抜けた状態をダブルトップと言います。
この時、高値の高さは大体同じ位置になります。
その後、売りの勢いが増すので絶好の売りポイントになります。
※エントリーする際はネックラインを割った後、買い注文が入りその買いの勢いがネックラインで抑えられたのを確認してからがベターです。
(サポートラインがレジスタンスラインに変わったタイミング)
ダブルボトム
高値を2回付けた後、下落の勢いが増しネックラインを抜けた状態をダブルボトムと言います。
この時、安値の高さは大体同じ位置になります。
その後、買いの勢いが増すので絶好の買いポイントになります。
※エントリーする際はネックラインを割った後、売り注文が入りその売りの勢いがネックラインで抑えられたのを確認してからがベターです。
(レジスタンラインがサポートラインに変わったタイミング)
安値を3回付けるトリプルボトム等のパターンもあるのでネックランでしっかり押さえられたかの確認は必須です。
ヘッド&ショルダー
3回付けた高値のうち2回目の高値が一番高くなっている状態です。
1回目と3回目の高値は大体同じ位置で人の上半身(頭と肩)のように見えることからヘッド&ショルダーを呼ばれています。
ダブルトップと同じようにその後、売りの勢いが増すので絶好の売りポイントになります。
※エントリーする際はネックラインを割った後、買い注文が入りその買いの勢いがネックラインで抑えられたのを確認してからがベターです。
(サポートラインがレジスタンスラインに変わったタイミング)
個人的にはダブルトップよりもヘッド&ショルダーの方がよくかける気がします。
逆ヘッドショルダー
3回付けた安値のうち2回目の安値が一番低くなっている状態です。
1回目と3回目の安値は大体同じ位置になります。
ダブルトップと同じようにその後、売りの勢いが増すので絶好の売りポイントになります。
※エントリーする際はネックラインを割った後、売り注文が入りその買いの勢いがネックラインで抑えられたのを確認してからがベターです。
(レジスタンスラインがサポートラインに変わったタイミング)
三角持ち合い
三角持ち合いは上向きと下向きの2パターンがあります。
上向き三角持ち合い
高値と高値を結んだ線(上値抵抗線)と安値と安値を結んだ線(下値支持線)の内、下値支持線が上昇しながら幅が狭くなっている状態です。
買いの勢いが強くなってきている状態なので上昇トレンドを作る確率が高くなります。
下向き三角持ち合い
高値と高値を結んだ線(上値抵抗線)と安値と安値を結んだ線(下値支持線)の内、上値抵抗線が下降しながら幅が狭くなっている状態です。
ペナント型
上値抵抗線が右下に下がり、下値支持線が右上に上がり価格の上下幅が小さくなっていく状態がペナント型です。
ペナントを抜けた後は急上昇or急降下する可能性が非常に高くなります。
この状態でエントリーするのはリスクが大きいので上抜け、もしくは下抜けした後、抵抗体まで戻った所でエントリーが無難です。
ボックス型
平行な上値抵抗線と下値支持線の範囲内で上昇・下落を繰り返している状態がボックス相場です。
いわゆるレンジ相場ってやつですね。
この相場で戦うのは上値抵抗線付近からの売り、下値支持線からの買いがセオリーです。
上位の時間帯で相場の勢いを確認すると勝率が上がりやすいです。
5分足でレンジ相場、1時間足の上昇トレンドで押し目を作りそうな状態なら下値支持線からの買いでエントリーするなどです。
ちなみに私はボックス相場ではトレードしないで上抜けもしくは下抜けし、抵抗を作った所でエントリーする事が多いです。
フラッグ型
ボックス型に似ていますがフラッグ型はボックスが斜めの状態になっています。
上昇途中でのフラッグは、その後再び上昇する傾向があり、下落途中のフラッグ型になった後は再び下落する傾向があります。
あくまでも傾向が高いというだけなのでフラッグを抜け戻りでエントリーするのが無難です。
以上で基本的な転換サインの記事を締めたいと思います。
※これらの転換サインは確率が高いというだけで必ずそうなるというものではないのでエントリーする際は万が一に備えて損切ラインを決めておくのは必須になります。